データ同化手法を活用した観測システムの影響評価に関する研究会

概要

日時 2019年4月18日(木)-4月19日(金)
場所 海洋研究開発機構 横浜研究所 交流棟2F小会議室
神奈川県横浜市金沢区昭和町3173番25
対象 主に大気・海洋分野の観測・シミュレーション・データ同化研究者
言語 日本語
参加費 無料

研究会趣旨

海洋研究開発機構では、観測システム・技術開発アウォード採択課題『シミュレーション技術を応用した観測システム設計手法の開発』(平成21–23年度)を契機として、 理化学研究所等の研究者の協力の下、主に大気大循環モデルAFESを用いたアンサンブルデータ同化システムを用い、観測システムの影響評価に関する研究開発を横断的に進めてきた。 一方、理化学研究所では、全球雲解像モデルNICAMや高解像度領域気象モデルSCALEを用いたアンサンブルデータ同化システムの開発が進んでいる。 そこで本研究会では、最新の研究成果を持ち寄り、当該分野の今後の発展の方向性を議論するとともに、両機関のさらなる協力・連携の可能性を探る。

プログラム

4月18日(木)14:00~18:00:全球大気、大気-海洋結合に関する話題
発表時間は質疑を含めて各30分前後を予定しています。

講演者 内容
寺崎康児
(理研 R-CCS)
NICAM-LETKF 概要
小槻峻司
(理研 R-CCS)
Observation Diagnostics with NICAM-LETKF
岡崎淳史
(理研 R-CCS)
静止衛星による降水観測が台風予測に与えるインパクト評価
大塚成徳
(理研 開拓研究本部)
Fractions Skill Scoreを用いたデータ同化
大石 俊
(名大 ISEE)
西部太平洋・東南アジア域における高解像度海洋同化システムの構築
山崎 哲
(JAMSTEC APL)
AFES-LETKF 概要
吉田 聡
(京大防災研)
バイオロギング観測のデータ同化実験
小守信正
(JAMSTEC APL)
CLERA-A 紹介


4月19日(金)9:30~12:30:領域大気に関する話題

講演者 内容
本田 匠
(理研 R-CCS)
SCALE-LETKFの概要と衛星観測同化への適用例
前島康光
(理研 R-CCS)
SCALE-LETKFを用いたフェーズドアレイ気象レーダーと雷データ同化への取り組み
雨宮 新
(理研 R-CCS)
SCALE-LETKFのフェーズドアレイ気象レーダのデータ同化における
観測演算子の改善のインパクト
福井 真
(東北大院理)
長期領域再解析を目指したNHM-LETKFの概要
- 総合討論

参加申し込み

参加申し込みは4月16日(火)で締め切りました。

主催

  • 海洋研究開発機構 アプリケーションラボ
  • 理化学研究所 計算科学研究センター データ同化研究チーム
  • 理化学研究所 開拓研究本部 三好予測科学研究室

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