第2回 生態系データ同化に関する研究会
概要
- 2018年9月18日(火) 13:00 - 17:15
- 場所: 理化学研究所 計算科学研究センター(R-CCS) 1F セミナー室
- 使用言語: 日本語
研究会趣旨
データ同化は、計算機上のシミュレーションと現実のデータとを結びつける学際的科学である。大規模シミュレーションにおけるデータ同化は主に気象学の分野で発展してきたが、様々な分野でシミュレーションが進むにつれ、実測データとつきあわせるデータ同化が幅広く応用されてきている。生態系についても、植物や動物の生態を計算機上でシミュレーションする研究が進んでおり、衛星観測データや現地での実測データと結びつけることが重要になってきている。第1回目の研究会では、生態学の中でも特にデータ同化研究が発展してきている植生モデルに着目し、衛星観測データの同化によるフェノロジー・光合成量の推定について理解を深めた。第2回目となる今回は、データ同化によって得られる知見がどのように社会に役立つのか、という視点を加えつつ、植物のみならず動物のシミュレーションも対象とする。生態系のシミュレーションを行う研究者と、データ同化を専門とする研究者の対話を深め、生態系シミュレーションにおけるデータ同化の最近の研究の進展を共有するとともに、今後の研究の方向性について議論を行う。
プログラム
時間 | 講演者 | 内容 |
---|---|---|
13:00-13:10 | 三好建正(理研) | 開会・趣旨説明 |
13:10-13:50 | 櫻井玄(農研機構) | 農業モデルにおけるデータ同化手法やMCMCの利用: 現状と展望 |
13:50-14:00 | - | 議論(10分) |
14:00-14:40 | 大澤剛士(首都大) | 害虫カメムシの分布拡大予測 - "時"と"空"間それぞれ別モデルを利用した研究 - |
14:40-14:50 | - | 議論(10分) |
14:50-15:00 | - | 写真撮影・休憩(10分) |
15:00-15:40 | 飯島勇人(森林総研) | 非逐次型データ同化によるニホンジカの個体群動態の推定 |
15:40-15:50 | - | 議論(10分) |
15:50-16:30 | 荒木田葉月(理研)・ |
SDGsを目指した生態系の現地観測とシミュレーションの融合 |
16:30-16:40 | - | 議論(10分) |
16:40-17:15 | - | 総合討論(35分) |
18:30- | - | 懇親会(希望者のみ) |
参加申し込み
参加を希望される方は、以下の申し込みフォームをメール本文にコピー&ペーストし、必要事項を記載のうえ、
9月11日(火)までに eco-da-staff(please remove here)@ml.riken.jpへお送りください。
========= 申し込みフォーム ==========
氏名:
所属:
メールアドレス:
懇親会の参加: 参加 ・ 不参加
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これまでの生態系データ同化に関する研究会
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